42.令和2年が始まりました。

 令和2年1月3日「新年初稽古会」。8段5人、7段25人、フランスから2人、アルゼンチンから1人。

総勢80人ほどの参加があり道場が狭すぎると感じた初稽古会でした。

恒例の剣道形は、打太刀:坂本千穂教士七段、仕太刀:小河伸行錬士七段、です。

緊張感あふれる中、息の合った素晴らしい形が披露されました。

 

 道場の令和2年の標語は『感動』です。

 滝澤館長より『感動』についてのお話がありました。

 昨年の『見事な一本』とは「相手も周りも自分も感動する一本」を表しましたが、

 3回連載中の剣道時代の記事を校了する頃に、今までの75年間に覚えている体の中深く沁み通るような

「強く感動したことばかり」が鏡に写るように見えてきました。

 脳科学者の言う「人間はミラーニューロン(鏡の神経細胞)を持っている」という説を思い出しました。

 皆さん、この1年は素直にご自分のミラーを大きく・透明度を良くして・チャンスは逃さず

   現場に足を運んで何十年後にも残る「感動」をしてください。

 現場に行くのに神奈川県は恵まれているのです。

 

 乾杯はもちろん川村師範の、

「大地が水を吸い込むように」

 の発生とともに!